かつて、ある赤い眼をした人を応援していたブログ。 どうやら最近は両眼が常時赤くなってしまった人を応援しているブログ。 節操無いのでタイトルを当たり障り無いモノに変えてみました。
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「vestige」で色々考察してみる
2005-08-19 Fri 12:33
えー今回、vestigeを何度となく聴いていて気付いたことがありました。
ってなワケでやっちゃいます!久し振りのマジメな考察。
以下、あくまで「音虎 破ん治」という(アホな)人間の考えなので、間違っている所も多々あると思われます。
そう思われる箇所がございましたら、遠慮なく「バカだなお前!」と修正してやって下さい。(笑)

T.M.Revolution側としてはC.E全体を捉えて作った曲、というvestige。
でも監督は初めて聴いた時から「これはキラの曲だ」と言っていたそうな。
結果、シンのことはあっさり置き去りにして、キラ&ストフリのテーマ曲に。
これ、シンを応援している立場からすると、力一杯否定すべき言葉なんですが、
一通り聴いてみると確かに「キラの曲」なんですよ。orz
でも悔しい。
なんとかして「シンの曲」にならないかと考えました。
その結果、「キラとアスランとシンの曲」と捉えられなくもないことが判明。
この考え方、「君は僕に似ている」にも通じるトコがあるやもしれません。
では歌詞をもとに三人のことを考えてみます。

①「握った拳の 強さで砕けた 願いに血を流す掌」

自らの願いを叶える為に力を手にした。
が、その力は余りに強大で、願いそのものを壊し、自身をも傷つける。
…ということではないでしょうか?

・キラ
友達を守りたくて手にした力。
その願いはやがて「人を守る」ことに辿り着き、
その為に力も大きくせざるを得なかった。
だが、次第にその力を振るうことが「人を傷つける」ことになること、
力で「人を守る」ことは同時に「人を傷つける」ことにもなる、ということに気付く。
だが友人を殺されたことへの憎悪の余り、同じく友人であるアスランを殺そうとしてしまい、
そんな自分に気付いたキラは身体も精神もボロボロに傷ついてしまう…。

ただこれは前作での話で、キラはその後「不殺」で、
出来るだけ人を傷つけないよう、力を使って「人を守る」という道を選びます。
その考え方は今作では確固たるものになっていて、
「力で人を傷つけずにいることは限界がある」と承知した上で、
「力を振るう役は僕に、話し合う役はカガリやラクスに」と考えているようです。

…でもこれ、前作最終回で、
クルーゼ「知れば皆が思うだろう、『君のようになりたい』と!」
キラ「それでもっ…!力だけが僕の全てじゃない!」
って言ってるんですよね。
どっちだよっ?!
まぁ…最終的には力でクルーゼを止めるしかなかったことに…ちょっとスネてたりとか。(えーっ/汗)

・アスラン
母親や大勢の同胞を失い、守れなかったことが悔しくて、力を欲した。
だがその力は同じく大切な友人を傷つけ、最後には殺す寸前にまで行ってしまい、
一時でも友人に対して殺意を抱いた自分に気付き、強くショックを受ける。

これも前作の話。でもアスランはキラと違って繰り返します。
国の代表者として頑張るカガリを助けたい、
第二の祖国であるオーブを守りたい、
戦争などという事態になるのを防ぎたい。
その願いの実現の為に再び手にした力。
だが戦争は止められず、最終的にはオーブ軍と戦うことになり、カガリとは決別してしまう。
望んだ力がことごとく願いを打ち砕く結果になり、
「こんなハズじゃなかった」と悩みまくってハゲる毎日。
見事に繰り返してますね。

・シン
家族(特に妹/笑)を守れなかったことが悔しくて欲した力。
だが、守ると誓ったステラを、知らなかったとはいえ攻撃していた。
自分のように戦争で悲しむ人を助けたいと思っていながら、
実は好きだった祖国のオーブを攻撃し、そんな人々を生み出す側になっていた。
実は嫌いじゃなかったアスランや同僚のメイリンを殺す羽目になった。

あとここは上の二人とは違うところなんですが、
守ると誓ったステラを亡くしたり、願いが叶えられないどころか裏目に出ていて、
心はもうボロボロのはずなのに、彼は自分のことをじっくり見つめる暇すら無いんですね。

②「果てない翼と鎖は よく似て 重さで何処にも行けずに」

自分の持つ力が大き過ぎて、その力から逃れることが出来ない、力を振るうしかない。
…ということではないでしょうか?

・キラ
これは①でも書いたことですが、
前作最終回で「力だけが僕の全てじゃない」と言っていても、
今作のマルキオ邸襲撃の際、ラクス達を守る為には再び剣を手にする他なかった。
戦闘を止めさせたいと思っても、カガリの言葉が届かない以上、やはり剣を抜くしかなかった。
そしてデストロイ、インパルスとの対決。
そりゃガンダムなんだから戦うのは当然でしょ、と言ってしまえば終わりですが、
結局力を振るわなければならない状況になってしまう。
だから「力を振るう役は僕に、話し合う役はカガリやラクスに」。
うーん、やっぱりスネてるのかも。(笑)
・アスラン
前作での大戦が終わってからはカガリを護衛する毎日。
ちょっと目を離すとカガリにユウナが寄って来るからね。(違うっ)
しかし、再び戦争が起こりそうになって焦りだす。
「俺にも何か出来るはずだ」と。
プラントに行ったら議長は「これあげるよ?」と、セイバーをちらつかせるし、
イザークは「戻って来い、そうしたらお前との絡みで俺の出番も増える!」なんて言うし。(言ってない)
そして(早送り)、議長は自分の戦う為の力だけを必要としていることに気付き、
「確かに俺は、議長の言う通り、恋するだけのリカちゃん人形なんかにはなれない!」と吐き捨て逃走し(何かが違う)、
シンにやられてボロボロになって、やっとまともに喋れるぐらいに回復したと思ったら、
ラクスが現れて「これで戦うという選択肢もありますのよ?」と言う。
…議長とラクス、やってること同じじゃないですか?
どちら側に付いても、結局その力が必要とされるアスラン。
・シン
もうこれは語る必要もありませんね。
目下、議長とレイによって力を利用されまくってます。

③「失くすばかりの 幼い眸で 人は還らぬ星を偲う」

これはそのままで、亡くしてしまった還らぬ人をいまだに思っている。
という意味ではないでしょうか?

・キラ
これは推測に過ぎませんが、キラの心にはまだエルちゃんとフレイの姿があると思います。
あ、あとクルーゼも。(笑)

・アスラン
母親、父親、ミゲル、ニコル、ハイネぐらいでしょうか。
特に父親が強いような気がしますね、今作では。
他だって隙あらば回想してますし。

・シン
やっぱりマユとステラですよね。
守れなかった悲しみを引きずりながら戦う姿は痛々しいです。

④「終わって泣いても 代わりを作って 総ては忘れる為に在る…?」

これはほんのおまけですが、
シンって、マユ→ステラ→ルナマリアですが、
正直ルナはステラの「代わり」ですよね?
あれだけステラを亡くして泣いていたのに、ルナをいきなり好きになるとは思えません。
ステラはマユの「代わり」ではないと思いたいですけど。

⑤「夢中で傷つく事を 『イキル』と云うなら」

これは正直、ちょっと三人に当てはめるのは強引かもです。

・キラ
インパルスとの戦闘であれだけ危ない目に遭っておきながら、
それでもなお、「不殺」の道を取り続ける。
それが自身が傷つく危険をはらんでいると知っていても。

・アスラン
これは上のキラ程には、はっきり言えないんですが、
アスランって自分よりも他人を大切にしますよね。
自分がどんなに苦しい状況にあっても、困っている人がいれば自分を犠牲にする。
もうちょっと自分も大切にして欲しいです。(苦笑)

・シン
これは更に難しいですよ。
①や③でも言っていることですが、
「守りたい」と思った大切な人を亡くして悲しみ、
心の傷を癒そうとして力を手に入れたり、フリーダムを倒したり。
でもそれは傷を見えないようにしてるだけで、本当はまだ癒えてないんです。
でもそれをゆっくり癒やす暇もないまま戦う日々。
周りが、議長やレイがそうさせてくれないんです。
傷を治さないでこのまま行ったら、シンはどうなってしまうのか、とても心配です。

とまぁ、こんなところです。
考察になってるのやらなっていないのやら。
確かに、ただ事実を並べただけかもしれない。
でもね、この曲はやっぱりキラだけの曲じゃないって分かりましたよね。
ばっちり「シンの曲」とはなりませんでしたが。シンファンの方々、力不足ですみません。これが限界です。
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